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地域で支える「在宅医療」

在宅医療のお金のこと

費用は「入院 > 在宅医療 > 外来通院」

在宅医療のお金のことイメージ

在宅医療にかかる医療費は、入院時の医療費よりは少額で、在宅管理料などが含まれることで外来通院より高くなっています。
一般的に言えば、入院 > 在宅医療 > 外来通院 の順で金額が上がります。

しかし実際の在宅療養は、医療費だけでなく介護サービスなどを利用することも多く、その方の年齢、身体の調子はもちろん、どんな風に過ごしてどんなサービスを使うかによって必要な費用は異なります。

自宅で受ける医療でも、病院と同じように「健康保険」が適応され、実際にかかる費用の1~3割が自己負担となります。
また65歳以上の方は「介護保険」を使うことでデイサービスやショートステイが使用できます。(※疾病によっては40歳以上でも介護保険を使うことができます)
また、寝たきりなど障害が残った場合には身体障害者手帳を持つことによって、福祉用具の購入の助成や(※羽島郡では身体障害者手帳3級以上の方は補助が受けられます)、医療費の助成を受けたりすることができます。

更に、医療保険の毎月の自己負担額が一定以上になった場合、「高額療養費制度」で払い戻しが受けられます。上限は年齢や所得、利用している健康保険の種類によって異なります。
ただし、払い戻しは自主的に申請することが必要なので、領収書の保存と手続きを忘れないようにしてください。

民間の医療保険も特約として「在宅緩和ケア」を対象としている場合などもあります。
加入している医療保険も確認してみましょう。

参考:在宅医療にかかるお金(公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団)